【特集】人気飼育犬種・猫種 ミックスが連覇達成!
注目の「うさぎ、鳥、ネズミ」のランキングも必見!
愛犬はランキングに関わらず愛しいものですが、世間でどの種類の犬種が人気なのかは気になるところ。アイペット損害保険株式会社は毎年、前年1年間に当社のペット保険に加入し、保険契約が開始された犬・猫を対象に、人気飼育犬種・猫種ランキングの調査を行っています。
今年も、2021年1月1日~12月31日の期間に加入し、保険契約が開始されたペットを対象にしたランキングを発表されました。また、昨年に続き注目の小動物「うさぎ」「鳥」「ネズミ」の調査結果も公開です。
犬部門:1位~10位
飼育犬種ランキングでは、「ミックス」が昨年に続きトップとなりました。また、5位のポメラニアンが順位を1つ上げ、6位のミニチュア・ダックスフンドとの順位の入れ替わりがありましたが、その他は、昨年と同じ顔ぶれが並び、引き続き小型犬が上位の多くを占めています。
*¹小型犬:アイペットの犬種分類表における、ペット保険「うちの子」のミックス「小型犬」(12kg未満)
*²犬Ⅰ:ペット保険「うちの子ライト」のミックス「犬Ⅰ」(16kg以下)
犬部門:11位~30位
昨年同様、トップ10に引き続き、11位から30位まで小型犬種が多数ランクインしました。
その他、「ゴールデン・レトリーバー」(19位→15位)や、昨年初のランクインを果たした「ダックスフンド」(30位→26位)がさらにランクアップした他、「ボーダー・コリー」・「アメリカン・コッカー・スパニエル」(27位→26位)などの中型犬も着実に順位を上げました。
コロナ禍で在宅勤務やオンライン上でのやり取りが主となり、環境のよい郊外へ引っ越しを選択される方も増えていると言われています。
広いお庭がある郊外で、体が大きく運動量が必要な「ゴールデン・レトリーバー」「ボーダー・コリー」などの中・大型犬を迎え入れるという新たな選択肢も、コロナ禍において増えているのかもしれません。
*⁴ 中型犬:アイペットの犬種分類表における、ペット保険「うちの子」のミックス「中型犬」(12kg以上20kg未満)
*⁵ 犬Ⅱ:ペット保険「うちの子ライト」のミックス「犬Ⅱ」(16kg以上31kg以下)
猫部門:1位~10位
飼育猫種ランキングでは、5年連続で「ミックス」が第1位となったほか、昨年と比べ、下位が大きく変動しました。
6位に浮上した、SNSなどで話題の「サイベリアン」は、調査を開始した2017年の28位から昨年までに、19ランク順位を上げてきましたが、今回さらに3つ順位を上げました。
また、長毛で愛くるしい「ラガマフィン」(10位)が初のトップ10入りを果たすなど、ふわっとした長めの毛をもつ猫種が躍進しました。
「ラガマフィン」は、澄んだ青い目が特徴の「ラグドール」から派生した比較的新しい品種で、体格や性格はその特徴を受け継いでおり、「ラグドール」に比べて毛色や模様のバリエーションが豊富です。
甘えん坊で飼い主さんのそばにいたい性格なので、一人でお留守番する時間は長くならない方がよいといえます。
猫はペットショップで純血の猫種を迎え入れるよりも「拾った、迷い込んできた」という入手経路が最も多く(参考:ペットフード協会調べ)、コロナ禍においてはSNSや動画配信などで「オンライン譲渡会」を開催する取り組みも増えています。
こうした経路も、5年連続で猫種1位が「ミックス」であることに影響を与えている可能性もあります。
*³ ミックス:純血種同志を組み合わせている猫、日本猫、雑種の猫を含みます
また、昨年に引き続き、「スコティッシュ・ストレート」・「スコティッシュ・フォールド・ロングヘア」(18位)は、2位の「スコティッシュ・フォールド」と同じく、安定した順位を保っています。
なお、折れ耳の「スコティッシュ・フォールド」は、骨軟骨異形成症等の遺伝性疾患のリスクなども示唆されており、猫種によって疾患リスクは様々なので、それらをしっかりと理解したうえで終生飼養する必要があります。
番外編:小動物部門
昨年に引き続き、エキゾチックアニマル*⁶が対象となる当社のペット保険「うちの子キュート」*⁷へ加入いただき、契約が開始された小動物のランキングも発表いたします。
小動物の中でも特に人気が高い「うさぎ」のランキングでは、絵本などで人気のキャラクターがモチーフとなった「ネザーランドドワーフ」が3年連続で第1位となりました。
また、昨年3位だった小柄な品種のミックスで、独自の特徴を持つ「ミニうさぎ」が2位へあがり、小柄でタレ耳が特徴的な「ホーランドロップ」が3位となりました。来年の“兎年”では、どのような順位変動が起こるのか楽しみですね。
「鳥」のランキングでは、情熱的で愛情深い性格といわれる「コザクラインコ」が、昨年のランク外落ちの雪辱を果たし、第3位に返り咲きました。
「ネズミ」のランキングでは、第1位の「チンチラ」から第3位の「ラット」まで3年連続で同順位となり、引き続き人気の高い3種となっています。
また、うさぎ・鳥・ネズミ全体の加入数は、引き続き増加傾向にあります。コロナ禍における生活様式の変化を受け、居住環境や生活スタイルに比較的制限のない小動物への需要もさらに高まっていくことが予想されます。
*⁶ 犬・猫以外のペットとして飼育されている小型哺乳類、爬虫類、鳥などの小動物の総称
*⁷ 2018年4月より販売開始したエキゾチックアニマルを対象とするペット保険。ペットショップ代理店限定商品
調査方法
2021年1月1日~2021年12月31日にアイペットの保険にご加入いただき、保険契約が開始された犬・猫・うさぎ・鳥・ネズミの品種を集計
ランキング表の( )内は昨年度の順位を表しています。
※昨年の「2020年人気飼育犬種・猫種ランキング」の調査より、「日本猫」は「ミックス」として集計しています
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